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マルプ代表のブログ(おやじの小言) Vol45

2021年度上期が終わります

Vol.45

2021年8月29日

当社の会計期間は3月から2月です。よって8月でいわゆる上期が終わります。

 

年初の計画からは売上・利益とも下回る見込です。主な理由は以下です。

・既存のデイサービスの稼働率が目標の90%に達しないこと

・新規事業の売上がこの時点で計上されていないこと

・町田鵜野森のコロナによる営業縮小に伴う損失が発生すること

 

既存のデイサービス事業の稼働率は、4月以後は各事業所とも90%を計画していましたが、今期に入ってどの事業所も稼働率が90%に到達したことがありません。最近の状況では上溝、新上山は稼働率が90%に近づいています。ただ町田鵜野森は80%にも達しない状況なので、早急なテコ入れが必要です。

 

新規事業については、簡単には売上は立たないとの認識ではありましたが、予想以上に難しい状況でした。ただ、ようやく売上が立ちそうな状況ではあります。新規事業は単価が決まっているデイサービス事業と異なり、単価も当社側の設定で変えることができます。方針としては高収益な事業を目指し、価格を安くして数を取る薄利多売な戦略には出ない方針です。

 

町田鵜野森のコロナによる損失額は、利用を控えていただいた分の報酬減とPCR検査費用で約150万円と見込んでいます。これについて相模原市の補助金がほぼ適用できないことを確認しました。また当社の顧問弁護士に、コロナ感染者を送り出した家族への損害請求等の相談もしてみましたが、回収できる可能性のある金額と裁判費用等を勘案すると経済的にあわないとの判断になりました。よって損失は会社がほぼ全額被ることとなりました。

 

下期について、当初の売上の確保が簡単にできない状況は変わらず、さらに派遣費用等の人件費の増加が今後も見込まれます。そこで、現時点では以下の施策を考えていきます。

・保科の営業の時間を増やして売上増を図る。

・保科の役員報酬を減額する。

・今期支出しなくて良い費用は、次期以後にする。

・その他、削減可能な費用は減らす。

会社として年間ベースで最低限達成しないといけない利益水準があるので、それに向けての施策を打っていきます。

 

これを最も早く確実に達成する方法は、既存の各事業所のデイサービスの稼働率をあげて売上を増やすことです。皆さんの給料の原資の大半は、そこから来ています。日々の業務を確実に行っていただくということに加えて、利用者を増やしていただくことに意識を少しでも振り向けていただけたら、ありがたいです。

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