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マルプ代表のブログ(おやじの小言) Vol44
コロナの件のその後とお願い他
Vol.44
2021年8月22日
町田鵜野森でコロナに感染した人が利用していた件は、職員および他利用者への感染も確認されず、8月20日より通常営業をしています。
ずっと泊まっている方には、PCR検査をしていただき、すべて陰性。通いの方にはPCR検査を受けて陰性確認をしていただくか、コロナに感染した人と接触した可能性のある日から2週間空けて利用再開していただくことにしました。
幸いにも他への広がりはなかったのですが、それでも影響の大きさは想像以上でした。職員の皆さんやそのご家族の不安・心配もそうですが、利用者やその家族も同様でした。中にはご家族から「仕事に行けないから早く利用させてほしい」とのことで、状況をご理解いただいて通常営業前に利用していただいた方もいました。
この件で家族やケアマネジャーと話をする中で、近隣の介護事業所でも職員や利用者のコロナの感染で営業を控えている所の話を数多く聞いています。また、それ以外からも同様の話を複数聞き、改めてコロナ感染の広がりを感じています。
相模原市のあるデイサービスで一人の職員の感染から、他の職員や利用者に感染が広がったケースの話を聞きました。同じデイサービスのことを複数の人から聞いたのですが、最初にコロナ感染が確認された職員と一緒にマスクを外して食事をしていた職員が濃厚接触者とされてPCR検査を受けるとの話までを聞きました。その後、別の方から上述の通り、他の職員と利用者に感染が確認されたと聞きました。これらを総合すると職員間の感染は、職場での食事の際に発生した可能性が高いと考えられます。
そこで、皆さんへは以下をお願いします。
・休憩中に食事を取る際は、他の方とは別の部屋で食事を取ってください。
・休憩は同じ部屋で過ごさず、別々の部屋で取ってください。
職場内での過ごし方として意識していただくようお願いします。
コロナの感染者は収まる気配がまだないです。重症者の比率は減っても、身近にコロナの感染者がでれば、皆さんの日々の生活にストレスや制約が発生します。また当社の今回のケースのように経済的な損失も発生します。
この仕事をしている方は、日々の行動も含めて感染拡大防止に努めていただいていると思っています。しかしながらこの課題の根本的な対策は、感染者自体を減らすしかありません。
経済を回すためには人の移動もやむを得ないとの議論もありますが、今のこの状況では経済的な面でも感染拡大防止が最優先だと思います。
全国の知事の中には「ロックダウン的なものも検討すべき」との意見があったとの報道もありましたが、私もその意見に賛成です。もはや人の善意だけに頼る時期ではありません。政治がリスクを取って、「ロックダウンする」とした方が、「仕方がないな」と動きを抑える個人や組織が出てくるでしょうし、厳しい状況にある飲食店の方の納得感も得られると考えます。
担当大臣は、「現行法の中でできることを検討する」とのん気なことを言っているようですが、自分が法律を作る立法府の国会議員であることを忘れています。さっさと国会を開いて検討を行うべきです。
先進国がロックダウンの政策を取っていたのに、日本だけがロックダウンができない法的な理由がいまだにわかりません。今回のコロナの後始末の件で弁護士と話をする予定なので、この件も聞いてみようと思っています。
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