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マルプ代表のブログ(おやじの小言)vol86
No.86
2022年6月4日
上溝と町田鵜野森で、6月に入って突然仕事に来なくなる人が、それぞれ1名いました。
上溝では先月も突然来なくなる人が1名いました。
個々に事情はあるようですが、引き受けた仕事に対する責任の欠如があるものもあります。端的に言うと仕事に対しての考え方が甘いケースが多いです。
上溝と町田鵜野森では、勤務の調整等お願いする場面があると思いますが、ご理解のほどお願いします。
今月、先月ともに、いずれも派遣会社経由でお願いをした人たちでした。派遣会社の法的責任を問えないかとの質問もありましたが、責任を問えないケースが大半です。
その背景には、日本の労働法規の考え方があります。会社が従業員を突然解雇すれば当然に法的責任を問われますが、従業員が突然来なくなった、退職した場合の会社から従業員に対して問える責任は非常にハードルが高くかつ限定的です。
このことについては以前、労働基準監督署の人と話をしたことがあります。「会社側と労働者側の法的地位が、あまりにも労働者保護に偏りすぎているのでないか。この法体系が作られた時代は、それで良かったかもしれないが、人手が足りない時代には合っていないのではないか」と。「そういうところもあるかもしれませんね。」とその人は言っていました。労働基準監督署は法律に基づいて業務を執行するところで、法律を作るところではないので、このような発言にとどまるのは仕方がないと思っています。ただ誰かにその事を言いたかったというのが、その時の気持ちです。
この仕事をしてから、突然仕事に来なくなる人を数多く見ています。以前の仕事では考えられないことです。きちんと仕事に取り組む人もいますが、まだまだ職業意識の低い人が多い業界なのだと思います。
この件に関しては、「突然仕事に来なくなった人が出たら現場の責任者として対応しなくてはならない人」と「そうでない人」とは感度が違うと思います。
当社の顧問弁護士とは、「突然仕事に来なくなった人への対応」について改めて相談しようと思っています。
現在の労働法規に不満はありますが、会社としては、現在存在している法律に従った対応を今後も進めていきます。
皆さんにおかれましては、健康に留意していただき、日々の仕事に取り組んでいただきたいと思っています。
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